Rabbits

ウサギは、草食動物で、イヌやネコなどの動物と大きく異なります。牧草や野菜を食べ、体内(盲腸)で微生物の力を借りて必要な栄養素(タンパク質や各種ビタミン)を作り、それを食糞する事が大きな特徴です。ウサギにとって、適切な食事をすることが病気の予防の第一歩になります。
 
ウサギの食事(牧草&野菜&水)
ウサギは、小さい頃に食べたものを、生涯にわたって好んで食べる傾向にあります。
小さい頃から牧草やいろいろな野菜(人参•キャベツ•ブロッコリー•白菜•小松菜•セロリ•レタス•シソ•キュウリ•水菜•パセリ•チンゲン菜etc)を与え、慣らしていきましょう。
特に牧草は、栄養をとる目的だけではなく、肥満の予防胃腸の動きを正常にする大きな役割があります。また、これらを食べる事によって歯の伸びすぎを防ぎ、噛み合わせを適切なものにしています。「うちのウサギは牧草を食べない」とあきらめずに、そのときは別の牧草に変えてみるのも方法の一つです。ただし、成長期のウサギには栄養価の高いアルファルファ等の豆科の牧草を主に与えますが、成長したウサギには、高繊維で低カルシウムのチモシー等のイネ科の牧草を与えます。牧草は、常に食べられるようにしてあげましょう。
歯の不正咬合等の理由によりどうしても牧草が食べられない場合でも高繊維のペレットを選びましょう。ただし、1日に必要なペレットの量を朝•夕2回に分けて与えてください。ペレットの与えすぎは肥満の原因になります。
また、中毒を引き起こす可能性のあるネギ類•アボガド•観葉植物•肥満を引き起こす芋類やバナナさらにはクッキーなどのお菓子は避けましょう。
 
ウサギの病気
•過度の肥満
•毛球症(胃停止•うっ滞)
•腸性毒血症(腸内細菌のバランスが崩れ、下痢などの症状が見られます。)
•不正咬合
•尿路結石(カルシウムの多い野菜やおやつの与えすぎなどでおこります。)
•感染症(くしゃみや白濁した涙が見られます。)
•足底潰瘍
•腫瘍(体表や雌のウサギでは子宮腺癌や乳腺腫瘍が多く見られます。)
•膿瘍
•腎不全(老齢期に多く見られ、多飲多尿や体重の減少等が見られます。)
 
こんな時は、病院へ•••
•食事を食べない、量が減ってきている
•尿や便に血が混じる
•脱毛部があったり、かゆがっている
•首が曲がってきたり、眼振等の神経症状が見られる
•くしゃみが止まらない
•涙があふれてきたり、白い涙が見られる
•よだれが多い
•足の裏の毛が抜けていたり、血が出ている
•体の一部にしこりがある