Q1:  初めて動物を飼ったのですが。。。。
環境が変わると、ストレスがかかり、体調を崩しやすくなります。
そのため家に来てから1週間は外出をひかえ、家の中の環境に慣れさせましょう。
特にワクチンの済んでいない子犬や子猫は注意してください。
環境に慣れたら、近くの動物病院で身体検査や検査を受け、今後の予防や食事について相談しましょう。
初めてのお散歩やペットホテル•トリミング等は、2回目または3回目のワクチンが終了して、
体内に十分な免疫力ができた10〜14日後に行いましょう。
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Q2:  フードは何がいいの? ウサギの方はRabbitsのページをご覧ください。
フードといってもいろいろ種類があります。
包装に総合栄養食を表示されている物はどれを選んでも栄養的には十分ですが、
ライフステージ (下記)によって必要な栄養やカロリーが異なります。
ライフステージ やそれぞれの体調に合わせて選んであげることが大切になります。
パピー     生後6ヶ月頃まで
ジュニア    成長期 生後1年頃まで
メンテナンス  維持期 7〜8歳まで
シニア     8歳以上 非肥満  
       シニア用のフードは、高消化、高吸収のため肥満が進みます。
ライト     肥満傾向   
       ライトと表示されていても、カロリーは各メーカーによって異なります。
*犬の場合は、犬種によって成長の速度が異なり、それに伴いライフステージも多少異なってきます。
フードによっては、体質に合わず下痢などをしてしまうことがあるので、サンプルや小さいものを購入し、
便や健康状態を確認してから体にあったフードを選ぶと良いでしょう。
また、新しいフードに切り替えるときには、少しずつ混ぜながら行いましょう。
肥満について
肥満とは、理想体重を訳25%以上超えた状態を言います。
また、40%以上は、病的な肥満と考えられるので、早急な減量が必要になります。
肥満の場合は、フードの過剰摂取やおやつの与えすぎが主です。
どうしてもおやつをあげたい場合は、1日分のフードの中から与えたり、
お腹の空く場合、1日の与える量を数回に分けて与えるのも一つの方法です。
Q3:  ワクチン接種について
ワクチンとは、病気にならないお薬ではありません。
弱毒化された病原体からなる生ワクチンや殺した病原体から作られる不活性ワクチンなどがあります。
これらを健康な時に接種し、その病原体に対する免疫力をつけておくことに意味があります。
病気によっては一度かかると確実は治療薬ないものもあり、 ワクチン接種による予防が一番の治療薬 といえます。
ただし、体力がないときや病気にかかっている場合は、接種ができない場合もあるので、ワクチン接種の前には十分な診察が必要になります。
また、 ワクチンプログラム といって、その動物の月齢、年齢にあわせてより確実な免疫を作るための接種を行うので、
かかりつけの病院でよく相談してください。
当院における一般的なワクチンプログラム
イヌ
第1回目 生後6〜8週齢   6種混合ワクチン 詳しくはコチラ
第2回目 生後9〜11週齢   9種混合ワクチン 詳しくはコチラ
第3回目 生後12〜14週齢   9種混合ワクチン 詳しくはコチラ
*この他に生後91日以上のイヌの飼い主は、 狂犬病予防注射 詳しくはコチラ が法律で義務づけられています。
ネコ
第1回目 生後2ヶ月   3種混合ワクチン 詳しくはコチラ
第2回目 生後3ヶ月   3種混合ワクチン 詳しくはコチラ
外に出るネコちゃんの場合は、3種混合ワクチンの他に ネコ白血病ワクチン 詳しくはコチラ も接種した方が良いでしょう。
また、 ワクチンで予防できない病気 詳しくはコチラ もあります。
その後は、年一回の追加接種をして常に病気に対する免疫力をつけておくとよいでしょう。
Q4:  フィラリア予防はいつまでするの?
フィラリア予防薬は、薬を飲んだときからさかのぼって1ヶ月以内に体内に入ったフィラリア子虫を駆除する 駆虫剤 です。
1ヶ月以上前に寄生した子虫や、薬を飲んでから寄生した子虫については駆除できません。
従って予防は、蚊が出おわって1ヶ月後の 11月末から12月初め まで行いましょう。
春になり投薬を開始する際には、 必ず血液検査をおこない 体内にフィラリアがいないことを確認する必要があります。
お薬もお肉タイプ、錠剤タイプ、背中に垂らすタイプと種類があります。
フィラリア感染症とは。。。
フィラリアとは白い糸状の寄生虫でイヌ糸条虫とも呼ばれ、この病気は蚊が媒介することにより広がります。
1. フィラリアに感染したイヌの血を蚊が吸血する際、ミクロフィラリア(フィラリアの子虫)を一緒に吸血します。
2. 蚊の体内で、ミクロフィラリアが感染幼虫に広がります。
3. その蚊が他の犬を吸血した際に、感染幼虫が一緒に体内に入ります。
4. 感染幼虫は犬の体内を移動しながら成長し、肺や心臓で成虫になります。
このようにフィラリアの成虫は血液中の栄養分を取りながら心臓や肺に寄生します。
フィラリア感染症にかかった犬は、咳をしたり、お腹に水が貯まったり(腹水)その他にも肝臓に異常をきたします。
また症状が進めば死にも至る病気です。
Q5:  ノミ•ダニ予防について
ノミやダニが寄生することによって、様々な病気を引き起こしたり媒介したりします。
予防のための駆虫薬には、飲み薬や背中にたらすタイプがあります。薬のタイプによって予防効果の期間や駆虫できる種類が異なるので、
かかりつけの病院でよく相談してください。
ノミの寄生
1. アレルギー性皮膚炎(動物のみでなく人にも起こる)
2. 条虫の媒介(下痢•嘔吐等の症状が見られる)
ノミは、寒い冬でも暖かいおうちの中で繁殖を繰り返すので、家の中のペットには一年中予防が必要です。
ダニの寄生
1. 吸血による貧血•アレルギー性皮膚炎
2. ライム病(人畜共通伝染病)等の媒介
3. バベシア症(貧血•発熱•黄疸等の症状)の媒介
Q6:  イヌやネコにも歯磨きは必要?
イヌやネコも歯垢がたまります。これを放っておくと歯石になります。
歯石をそのままにしていると口臭の原因になったり、歯肉炎やひどいときには化膿して顔が腫れてしまうこともあります。
歯石は全身麻酔をかけて取り除かなくてはいけないので、そう簡単に何度も行うことができません。
従って歯石になる前に歯ブラシやガーゼによるブラッシングや、ガムを噛ませたりして歯垢をつきにくくしましょう。
すでに歯石がついている場合は、早めに歯石除去を行いましょう。
Q7:  去勢手術や避妊手術はした方がいいの?
去勢手術や避妊手術は、病気の予防効果があるだけでなく、人と暮らしていく上で大切なことです。
手術は、生後6ヶ月頃から行うことができます。
ただし以下のメリットの他に、去勢•避妊手術後は、肥満になりやすくなるので、その後の食事管理をきちんと行う必要があります。
去勢手術(♂)
1. 望まない妊娠をしない。
2. 前立腺の病気や精巣•肛門周囲の腫瘍、会陰ヘルニアなどの病気予防
3. 発情時のストレス解消(尿のマーキングが減るなど•••)
4. 攻撃性の低下(性格が穏やかになりケンカが減るなど•••)
避妊手術(♀)
1. 望まない妊娠をしない。
2. 子宮蓄膿症•卵巣腫瘍•乳腺腫瘍などの病気の予防
 (初回発情または2回目発情までに避妊を行うと病気予防効果が高くなるというデータもあります。)
3. 発情時のストレス解消(発情時の鳴き声や出血などがなくなる)
きちんとした計画の元に繁殖を行う場合の、人工交配や出産についてのアドバイスも行っていますので、ご相談ください。
Q8:  ペットにも保険はあるの?
ペットも大切な家族の一員です。病気やけがをしたときは十分な治療を受けさせてあげたいものです。
当院ではアニコムの『どうぶつ健保』およびアイペットクラブの「うちの子健保」を取り扱っております。
アニコムホームページ http://www.ani-com.com/ 詳しくコチラ
アイペットクラブホームページ http://www.ipetclub.jp 詳しくはコチラ
Q9:  病院に行く際の注意点
子犬•子猫の場合
ワクチン接種ではじめて病院に行く場合は、体の中の抗体がしっかり出来ていないのでゲージ等に入れて他の子と直接接触できないようにしましょう。
飼い主の方も他の子触ったら、手をよく洗いましょう。また、便の検査(回虫などの寄生虫)をしていない場合は新鮮な便を持っていき、
一度検査しましょう。
病気の場合(下痢•嘔吐の場合)
下痢や嘔吐をする場合、原因がたくさんあります。
よって、より確実な診断をするためにも、いつ•何を•何回と病院で質問されます。
下痢の状態や、嘔吐の場合は、食べ物を吐くのかまたは、胃液のようなものを吐くのかをよく見て下さい。
下痢の場合は、便の検査が出来るようにラップやビニール袋に入れて持参するといいでしょう。
病院にはいろんな子がたくさん来ます。犬の場合はリードをつけて、また猫はゲージや洗濯ネット等に入れて連れて行きましょう。
Q10:  お家でのシャンプー(イヌの場合)
お家でシャンプーする場合のポイントをお話しします。
シャンプーを行う前には、 必ずブラッシング をして、もつれ毛や毛玉、付着している汚れ等を取り除いておきましょう。
ブラッシングが不十分なままシャンプーを行うと、もつれ毛や毛玉はフェルト状になってしまい、ブラシではとかせなくなってしまうことがあります。
また、様々なシャンプー剤がありますが、皮膚の状態に合わせて選んであげると良いでしょう。
特に皮膚に問題がなければ、4週間に一度程度でシャンプーを行います。
① シャワーの温度を38℃前後にして(季節によって調整)、全身を十分に温水で濡らす。
頭部にシャワーをかけるときには、ビックリさせないように後頭部からシャワーのヘッドを近づけてお湯の流れを緩やかにしながら濡らす。
また鼻の中にお湯が入らないように、顔を上に向けたり、手でカバーしたりして嫌がらないようにする。 
② 肛門腺を絞る。肛門の両脇奥の方を手前に絞り出すようにして、肛門腺に貯まった分泌物を絞り洗い流す。
通常は、肛門腺に貯まる分泌物は、排便時に一緒に排出されますが、自然に排便できない犬もいるので、定期的に絞ってあげましょう!
③ 首→肩→背→ボディ全体→尾→四肢の順にシャンプー剤をつけて洗う。
*シャンプー剤やリンス剤の刺激から目を保護するために、眼軟膏等を付けるのも良いでしょう。
④ すすぎ
まず、頭部からすすいでいき、洗い流せたら首→肩→背→ボディ全体→尾→四肢と順にすすぐ。
シャンプー剤の残留はフケや皮膚炎の原因になることもあるので、 すすぎ残しのないよう する。
目の回りもよくすすぐ。
⑤ リンス
適量に薄めたリンス剤を全体にいきわたらせたらすすぐ。
⑥ ドライング
ドライヤーで乾かす前に、タオルで水分を十分拭き取る。
スリッカーやピンブラシを使いながら、やけどに注意して、乾かす。乾かしにくい脇や指の間を しっかりと乾燥させる。
完全に乾いたら終了!!です。

Q&Aの最終更新日 : 2017-09-11